〔もし、あの時ISOの仕組みが機能していたら〕
ようやく梅雨あけとなったとたん、パチンコ店駐車場に乳児を放置、重過失致死で母親が逮捕された。過失とはいえ、昔からキリもなく発生していることだから、もはや殺人事件と言ったほうが適切である。このような母親に水平展開・再発防止などと説教しても手遅れ。この夏もまた全国いたるところで再発を繰り返すに違いない。
問題は、パチンコ店など遊戯施設側の監視・測定のシステムの整備を待つ以外にない、ということであろう。駐車場に監視カメラが設置されているはず(?)だから、これで車内に乳幼児を放置しているかどうかをモニタリングすることなど、やる気さえあれば可能なことだ。
「当施設では乳幼児連れの方の入場をお断りしています」という看板を掲げた遊技場が、私の家に近くにあるが、パチンコ狂いのバカ親は見向きもしないから看板掲示の効果などほとんど無い。
自社の遊戯施設から顧客の事故や不祥事を発生させないために、きちんとモニタリングすべきである。監視カメラだけに頼るのでなく、職員や警備員が定期的に巡回することだってできるはずである。最近はパチンコ業者でISO9001を取得しているところがあるのだから、審査や内部監査で顧客関連プロセスの監視測定に関してしっかり確認してみる必要があると思う。
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