〔もし、あの時ISOの仕組みが機能していたら?〕
最近はISO活性化塾のブログがありませんね、とあるISO事務局の方に言われてしまいました。そうなんです。決して、「研修の仕事が忙しいから」、というわけではありません。
韓国の船沈没にまつわる数々のでたらめな事業運営をはじめ、ベビーシッター事件、スマホ事件、相変わらずの偽証事件、公務員・警察官等国民を守るはずの人たちの許しがたい数々の事件、表向き不祥事とは縁がなかったはずの学問・研究の世界でのでたらめぶり・・・。
企業の社会的責任(CSR)はもちろん、性善説に基づくISOの仕組みなど星のかなたに吹っ飛んでしまうようなできごとの連続です。
そんなわけで、ISO活性化塾・代表講師は今、とてもとてもブログなど書いているどころではないような鬱病状態です。
それらに追い打ちをかけるように、今日はISO内部監査のいやな話が飛び込んできました。言いたくも聞きたくもない話でした。言われなくてもわかっている話でしたが、あらためて取り上げて言われるとつらいことです。
「原田さんは、一生懸命に内部監査研修に取り組んでいますよね。でも、日本のISO登録組織の半分以上は、まともに内部監査などやってないですよ。やってなくても審査は通過してますよ」。
そうなんです。そんなこと私だってずいぶん昔から知っています。そんな組織が5万とある話(偶然ですが、ちょうど5万ぐらいですね)、そんな組織でもなぜか審査には通っている話・・・。一部(?)の現象とは言え、でたらめぶりは何もアジアのあの国々の話だけ、というわけではありません。
だからと言って、「内部監査などやったふりでいいのだ。審査で落とされるわけないのだ」、ということを黙って認めるわけには行かないんですね。
まあ、今日はこれ以上考えるのはやめておきましょう。
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