今年最後の町内会リサイクル物回収で

地元の町内会の会計係をやって（やらされて）おります。今年最後のリサイクル品回収が地元のリサイクルセンターのトラックで運ばれて行きました。

私の役目は、リサイクル品引き取り金を集金に行くことです。自転車に乗って、紙くずや空き缶の山の陰の事務所に行き、所定金額の入った茶封筒を受け取ります。この中の伝票を市役所に送ると、その収集金額の何倍かのお金が市役所から振り込まれるので、自治会の貴重な財源です。

今月はいつもの月よりだいぶ少ないので、リサイクルセンターの所長さんと少しお話をしました。月１回だけのリサイクル品収集日を待てずに、毎週のごみの日に出してしまう人が多い、という話をしました。

「私は、自治会役員の立場上、缶ビールの空き缶をベランダに保管しているんだけど、他の家庭では溜めておくのがいやなので、毎週月曜日に出してしまうんですよ」と笑いながらお知らせしました。所長さんも「何とか我慢して保管してもらえるといいんですがね」と答えます。

事務所の壁を、見るとはなしに見ると「ISO14001」の登録証がかけてありました。それで急遽、ISO審査の話になり、所長さんは「審査員の話しは難しくてわからん。特に、影響を及ぼすことの何たら、と言われても全く訳がわからん、チンプンカンプン」といいます。

自治会の会館施設に、網でもダンボールでもいいから設置してあげて、そこに空き缶を保管しておくようなサービスをやってみたらどうですか、と私は軽く言ってみました。それがその「影響を及ぼすことの何たら」になるんですよ、と言ってあげました。「ああ、そういうことか」、と所長さんは判ってくれたようです。「ところで、会計係さんは、どんなお仕事で？」と聞かれたので、「難しいISOを簡単にする仕事、つまり研修の講師です」と答えたら、びっくりされてしまいました。

～これには「続き」はありません～