経営者・経営層にご参加いただくセミナーを数年前から担当しています。つい数日前、8名の経営者・経営層の方々を前にして、僭越ながら、毎度のようにISOの壁をとっぱらった活用について5時間ほどの座学を終了し、引き続き座談会の場となりました。
真剣かつ熱心な質疑応答となり、今までお話をしたことのない中国の昔の皇帝が善政を敷いたころの話『貞観政要』の中の一話を紹介することとなりました。
“君は舟なり、人は水なり(君水也人水也)”という有名な部分で、古代の学者・荀子の言葉が引用されている場面です。舟は水のおかげでその役目を果たすことができる、しかしその水によって転覆することもある、というような意味です。「舟=経営者、水=従業員」にたとえることがポイントです。
ちなみに荀子は、孟子の性善説に対して性悪説を唱えたことでも知られています。(ただし、ISOマネジメントシステムは性善説でできています)。
~これには「続き」はありません~