「統合マネジメントシステム」構築作業の現場で・・・

<代表講師の時々刻々>より再録 ~3月以前のものから転記~

今、MS(マネジメント・システム)の統合がはやっている、と言うほどでもなさそうですが、来るべき規格大統合に向けて準備を進めている企業が多くなってきたことは確かなようです。

しかし、ISO到来のころと同じく、作業の中心はあいかわらず事務局。従来と同様、“統合事務局”などの事務局を編成して、文書類整備が始まります。

そこで、「ちょっと待ってくださいね」、と私は言います。「文書⇒仕事をするための共通の情報」と私はあちこちで申し上げています。「“仕事をするための共通の情報”なのだから、それを作成したり、見直しをしたりするのは、その仕事をする人たち・責任者の役割ですよ」。

規格統合は現場から始めよう・・・、とあくまで私は言い続けるつもりです。「ISOは余計な仕事だ、二重の管理になっている、やらされている、・・・ほか、諸々」、と言われている大きな原因のひとつ(最大の原因かもしれない・・・)には、文書類の大部分を“ISO事務局が作成”してきた」ところにあります。その原因を解消せずに、「また同じことを繰り返して統合に取り組むのは、是正処置がされていないのと同じこと」といえるでしょう。

~これには「続き」はありません~

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